ニ級建築士 製図試験 PR

そうしなければいけないのはなぜ?

「納戸は4m2以上ないとダメでしょ。」
「便所には手洗い洗面器が必要です。」
資格学校などの先生は熱心に指導してくれます。
ちゃんと先生の言う事は聞いて下さいよ。スマイル
でもちょっと待ってほしい事があります。
上のようなアドバイスは、何気なしに聞いていると、
思わぬ落とし穴にはまる可能性があります。
どういう事かと言いますと、
納戸が4m2必要というのは、建築としての一般的な考えなのか、
それとも、その問題に限った条件なのか、
ここをきちんと区別(認識)しておかなくてはいけません。
先生に注意された事が頭に残ってしまうと、
どんな課題においても、そうしなければいけないのかって考えてしまいます。
それが先入観や固定観念になってしまうと、
プランニングは無意味に難しくなっていくのです。
そうしたいと考えるのは、
一般的(基本的)な建築の考え方なのか、
それとも、そのクライアント(問題)が望んでいる事なのか、
もしくは、
自分が勝手にそうしたいと思っているだけなのか、
もう一度、考えてみて下さい。
kannaでした。 足跡