ニ級建築士 製図試験 PR

よく話題に出てくる

この土台と基礎の間に入っているものはなんでしょう?
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言わずと知れた「換気用床下基礎パッキン」です。
最近では、床下換気口の代わりにこれがよく利用されており
問題文に「床下換気口を記入する」と言う記述がある場合でも
この基礎パッキンを記入して問題はありません。
ただし、床下の無い、1FLがGLからプラス200くらいの店舗部分では
換気の必要がありませんので、この基礎パッキンも必要ありません。
高さは20ミリです。
と、ここまでが試験のために必要な話です。
この基礎パッキンが普及してきた理由は、
床下換気口だと開口を設けた部分の強度が低くなってしまう事と、
床下全面に換気が満遍なく行えるという事でしょうか。
それから、この基礎パッキンを入れるところですが、
先ずは土台一本を考えた時の土台の両端(継手部分)と、1階の柱下部、
それからアンカーボルトのあるところ。
などです。ですから、間隔は一定になりません。
実務を行うのであれば、これくらいは知っておいて損はありません。ウィンク
ところで、この基礎パッキン。実は昔からあったんですよね。
昔は堅木を使っていて「ねこ土台」猫と呼ばれていました。
昔の知恵や工夫が今になって活かされているのです。
この写真は添削生の方に提供していただきました。ありがとうございます。
kannaでした。 足跡
製図試験まであと38日です。ダッシュ