ニ級建築士 製図試験 PR

下書き線 (2)

​​補助線、または、ヘアラインとも言います。
本来図面に必要ない線ですが、
作図をしやすくするため、精度を高めるために引きます。
この下書き線を後で消すかどうか、という質問をよく受けますが、
基本的には消しません。
そのため、できるだけ薄く、そして、必要な部分だけ引くようにしてください。
立面図は
高さを取る位置に下書き線を引いて、横幅は印を付けてそれに合わせて縦線を引けば
基本的に縦に下書き線を引く必要はないはずです。
縦と横、それぞれに下書き線があると、少し見栄えの悪い図面になってしまいます。
断面図は、壁の位置に多少必要かも。
時間に余裕がある場合は、
建物からはみ出した部分の下書き線は消してもいいでしょう。
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ちなみにヘアラインと言えば、
ステンレスの仕上げでもこの言葉が使われます。
 ステンレス ヘアライン仕上げ
このヘアラインに対して、
鏡のように顔が映るくらいきれい仕上げる方法を
鏡面仕上げと言いますよ。
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