ニ級建築士 製図試験 PR

今年の問題を分析 第六日目

2、床高等については、下表のとおりとする。
1階床高さ 500mm  
玄関土間、玄関ポーチ 350mm
屋外テラス  500mm

以上の床レベルの指定がありました。
この床レベル指定は、後のスロープと関連して、ある意味サプライズとなっています。
注意したいのは矩計図と立面図でしょうか、
普段練習で描いている図面とは、高さを変更しないといけない場合があります。
特に床高さを600で練習していた人は、少し考えないといけないです。
方法は2通りあります。
1階床高さを100下げて、そのまま天井、2FL、そして軒高まで全て100下げる方法
もしくは、1階の床高さを100下げて1階の天井高さを100高くする方法です。
いずれも立面図においては、窓の高さなど注意する必要があります。
それから、後者の方法で行なった場合は、1階の階高が高くなりますので
階段に注意が必要です。
同じ段数で作図すると、け上げ高さが高くなる事になります。
玄関ポーチに関しては、普段200くらいで練習していた人がほとんどだと思います。
350ですと、もう1段分階段を設ける必要があります。
アプローチ部分の全てをスロープで計画された人がいるかもしれませんが、
原則的には、スロープを使わないでアプローチする部分も必要ですよ。
屋外テラスの高さ500は建物内部とそろえているという事ですね。
行き来するという条件が次に出てきます。
明日に続きます。
kannaでした。 足跡