ニ級建築士 製図試験 PR

今年の試験の攻略法 その5

・/・/・/   所要室の並べ方   /・/・/・
プランニングは、要求室の特記事項で与えられた面積の部屋を
並べていく作業になりますが、
この試験の一番要といってもいい部分ですね。
最も難しい作業でもあります。
この作業には大きな注意点が2つあります。
1つ目は、各部屋を部分ごとに明確に分けること。
部分とは、喫茶店部分コーヒーケーキ食パンと住宅部分犬です。
要求室の表を見ると分かれていましたよね。
(これをゾーニングと言います)
ただし、全く分断してしまうのではなく、
どこかで行き来する部分(扉など)を設ける必要があります。
これは設計主条件でした。
そしてもう1つは
居室の日照に配慮する事。
この日照ですが、採光とは少し意味合いが違います。
採光とは法的に必要な開口部分の事で、
その開口部が北側に向いていても問題ありません。
それに対して、日照晴れと言うのは南側に窓を設ける事を言います。
この日照に配慮したい部屋とは
今回の問題で言いますと、住宅の居間、夫婦寝室、子供室になります。
喫茶室に関しては、必ずしも日照に配慮したい部屋ではないですが、
今回は、アプローチが南側からなので、必然的に南側になりますね。
その次に日照に配慮したい部屋は、
多目的室、趣味作業室、和室、書斎、でしょうか。
これらの部屋はプランニング上、できれば南側に配置したいですが、
できなければ、東、もしくは西側でも構いません。
ただし、採光上の窓は設けておいた方がいいでしょう。
つまりこの4部屋に関しては、フレキシブルに考えてプランニングする事ができます。
ちょっと部屋数が多かったので、まとめるのが大変だったと思いますが、
毎回のように言ってます通り、概ね60分以内に形にする必要があります。
納得がいかない部分があっても、
多少面積が足りていない部屋があっても、
壁の位置がそろっていなくても、シンプルじゃなくても、
時間時計になりましたら目をつむって下さい。しょんぼり
完成させる方が、何倍も大切だからですパンチ
Kannaでした。 足跡