ニ級建築士 製図試験 PR

柱の描き方

テンプレートを使って柱を描く人が時々おられます。

テンプレートを使う事自体は悪くはないのですが、

壁の線と位置がずれたり、線の濃さが違うと、

少しおかしな図面になってしまいます。

__ 1.JPG

特に柱が強くなってしまう人が多いです。

壁の厚みを確認する意味で、下書き程度に数か所柱を落とすのは

いいかもしれませんが

全ての柱をテンプレートで描くのは、時間もかかってしまいそうです。

 

できれば、

壁を描いて、そのあとで、柱を記入します。

__ 2.JPG

こんな感じです。

線の強さは同じです。

 

壁が交わるところは、

__ 3.JPG

勝手に柱ができてしまいます。

個別に柱を描くと、かえって時間がかかります。

 

細かいところを1つ1つ見直していけば、

全体ではかなり作図時間が短縮できるかもしれません。

 

作図時間の短縮は、

今描いている図面をただ単にスピードを上げて描くのも1つですが
数をこなせば確かに速くなりますが

作図方法を見直すことも1つです。
どちらかというと、この方が効果が大きい

また、作図する順番や作図内容を見直すことも

時間短縮を図るためには有効です。

 

手を動かすスピードは人によってそれほど変わりません。

3時間半で一式図が描ける人と、6時間かかる人の違いは

思ってもみなかったところにあるかもしれませんよ。びっくり

 

 

 

kanna 足跡