ニ級建築士 製図試験 PR

竪穴区画

階段や吹抜け、エレベーターなどに関係する防火区画です。
たてにつながる空間は、火や煙が上の層に行きやすいので
その空間と他の空間は防火上有効な材料で区画しましょうという規定です。
3階建て以上の建物に適用されます。
ただ、
住宅など小規模(200m2以下)で利用する人が限られている建物の場合は
そこまでしなくてもいいですよという緩和規定があります。
上下階の移動に、わざわざ防火扉を開け閉めするのは面倒ですよね。
それでも、200m2を超える場合は区画が必要となるのですが
その場合、防火戸は常時は開けた状態にしておき
非常時には自動で閉まるという機能を持ったものを用いることが多いです。
学校の階段などでよく用いられています。
小中学生の頃
火災が起きたわけでもないのに防火戸が閉まったことがありましたが
あれは、
夏の暑さのせいだったのでしょうかね。スマイル
kanna 足跡