ニ級建築士 製図試験 PR

美しい図面がもたらすもの

基礎課題集を発送開始いたしました。
この課題集は、本試験レベルを意識して作られたものです。
特にH17年に受験されて、
とうとう角番という崖っぷちに立たれている方にオススメします。
意欲的な今年度学科合格者の方にも、
まあ、今年取ってしまいたいと言う方すべてですね。
どこの問題集よりも秀逸だと自負してます。ホホホ。
今日は図面の美しさについて。
毎年、何百枚もの図面を見ておりますと、思います。
きれいで読みやすい図面に出会いますと、

「ああ~、きれい。こんなに図面を描くのが上手い人ならきっと、
間違いや読み落しなんかしてないんだろうなあ~!」

と、正直思います。
それでも、添削ですから重箱の隅つつくように見るのですが、
初見のフィルターは、採点者の読み落しを誘発します。
本試験の採点者だって人間ですから、
いくら機械的に採点しようとしてもどうしても、
すべての受験者を平等に見ることはできません。
そう、そこを狙うのです。
女や男が恋人と会うのにめかすように、猫がメシを貰うために媚びるように、
採点者に美しさをアピールするのです。
「あ~、あかんわ、字下手やし」
とか
「図面不得意やしな~、汚くなるし」
そんな泣き言聞く耳持ちません。
なぜなら、線の一本一本の意味を理解し、
愛情を注いでやれば図面は自然と美しくなるのですよ。
義務と感じ、嫌々やるならそれが図面に現れるんだ。
手描きの図面のいい所は、設計者の気持ちが伝わってくることだと思います。
字の汚さは、人のこと言えませんが、
できるだけ丁寧に描こうという気持ちがあるとないとでは
第三者からの見え方が変わってきます。
美しい絵を一枚仕上げるのだという気持ちで描いてみませんか?
クリア