ニ級建築士 製図試験 PR

階段の計画

​​階段って
意外といろいろ考えることがあるんですよね。
・配置
最近の住宅は、リビングに階段を設けるプランが多いですね。
住宅以外では、どこに設けるのが望ましいのでしょうか。
・踏面寸法と蹴上寸法(段数)
基準法を守ることはもちろん、利用者が利用しやすいように決める必要があります。
・階段の幅、踊場の設置
これも同じです。
・手すり
階段に手すりを設けるのは今や当たり前ですが、
手すりの設置が義務付けされたのは、20年ほど前なんですよ。
・採光、照明
窓を設ける事ができる場合は、
明かりを取り入れたり換気のために設けておきたいですね。
もちろん、夜間のことを考えて照明も必要です。
・素材、色
これは試験にはあまり関係がありませんが
特に、不特定多数の人が利用する建物を計画する場合は考えておきたいです。
一口に階段と言っても、考えることはいろいろあります。
添削をしていると
途中から上がれなくなったり
梁にぶつかったり
上の階の床(天井)に頭が当たりそうだったり
蹴上が小さすぎたり かえって昇り降りしづらい
などがあります。
作図する時はご注意ください。スマイル
kanna 足跡